What is メンター?

お師匠さんとお弟子さんの関係を現代に

期待しすぎないことも大切

新人さんのサポートをするメンターは、仕事上の相談だけでなくプライベートの相談に及ぶことがあります。
新人さんだからといって年下とは限らず、また相談内容によってはメンターが現場に出向き状況を理解するなど、幅広い対応力が求められます。
そのため、メンターは業務経験・社会経験・人生経験が豊富な人が適していると言われています。

しかし、メンターといっても同じく会社に雇われている立場なので、過度の期待をするのは間違いでしょう。
特に大きな権限を持っているわけではなく、新人さんが会社に馴染みやすいようにサポートするのがメインの役割りなのです。
しかも、すべてのメンターが人として素晴らしい人かというとそういうわけでもありません。
俗に言うお局様のような人がメンターを任されることもありますし、仕事があまりできない人がメンターになる可能性もあるでしょう。

なので、もし自分にメンターがついた場合、その人を見定める必要があります。
良い人であれば業務だけでなくプライベートな相談をしても良いでしょうし、他の人に知られたらまずいような話もできるかもしれません。
しかしそうではなかった場合は、あまり深くかかわらない方が良いでしょう。
相談内容やプライベートが他の人に筒抜けになる可能性もあるのです。
その場合は、最低限の業務についてサポートだけしてもらって、相談は他をあたるのが良いでしょう。
基本的にそういった人はメンターになることは少ないと思いますが、気をつけておくことは大切です。